金幣社 春日神社
 春日神社は正応元年(1288年)に金重、兼永(関鍛冶の刀祖)の両名がならの春日大社より御分神を迎えて関鍛冶の守護神として御神殿を創建したのが始まりです。
 この神社には室町時代の能装束(国重文)をはじめ能面・奉納刀など、歴史と文化が偲ばれる数多くの文化財が保存されており、これらを特別展などにおいて公開しております。
 また、四月の春祭り、夏の天王祭り、秋の刃物祭りなど多彩な行事が繰り広げられます。そのなかの四月の春祭りに行う「童子夜行(どうじゃこう)」というめずらしい滑稽な古典神事芸能があり、この「童子夜行」は春日神社が創建された頃より始められております。
 ここに文化遺産として古くから今なお受け継がれているあらましをご紹介いたします。








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